中国伝統芸能の「臉譜(れんぷ)」と言うのは、役者の隈取のプログラム。違う歴史人物か特定の役柄にはおおよその型式が決まって、歌や楽曲が楽譜に従うように、顔には「臉譜」。
京劇の臉譜は色に拘って、一見カラフルだが、一つ一つ理由がある。違う意味の色が違う模様のなかに描いたら、そのキャラクターの個性をもたらす。一つの臉譜には最少三色、必ずポイント色一つあって、それは該当キャラクターの性格と気性を表す。むしろその特定の性格、性分、もしくはスペシャルタイプのキャラクターのため、その色を採用した。故に、臉譜を見たら、すぐ該当キャラクターの特色がわかる。
赤の臉譜:忠義、正直者、熱血。
黒の臉譜:性格上が真面目、忠誠で正直、また力溢れる、手荒いで豪快。
黄色い臉譜:凶悪残虐。
白の臉譜:狡くて疑い深い。通常は悪賢い臣下か悪者など。
青の臉譜:真面目で正直、強情で不遜。
緑の臉譜:逞しい。真面目で義理重視。通常は緑林(りょくりん、いわゆる盗賊)の者。
金の臉譜:神々しい。神様か妖怪のキャラクター。
京劇臉譜の暗記フレーズは「紅忠(赤は忠義者)、紫孝(紫は親孝行する者)、粉老(ピンクは年配者)、白奸(白は腹黒者)、黃狠(黄色は凶悪者)、藍勇(青は勇者)、綠暴(緑は乱暴者)、金銀神仙怪妖(金と銀は神か妖怪)」
